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Mio Rocca

不思議な東京暮らし。

文フリひとことコメント集・前半『140字小説を読んで』

文フリ東京へ行ってきました

ブログでは初めましての方も多いでしょうか?

神田です。

 

さてさて、昼間の陽気から夏を感じるようになってきましたね。

そんな5月の大イベントといえば文フリ東京です!

 

私も先日一般参加致しました。

 

本当はこのブログで何万字もの熱い感想を書きたいところですが、

現在仕事が鬼のように忙しくパソコンを開く時間を取れないため、

ひとまずここではひとことコメントでお送りしたいと思います。

 

今日は前半戦ということで、140字前後の小説を扱った作品を取り上げさせていただきます。

詩集や小説に関しては明日以降また記事にしますので、しばしお待ちください。

(本当は先週末にあげるつもりだったのですが、すみません(> <;))

ひとことコメント

lotto140様 『140字小説集 ねこモノがたり』『140字小説集2 異類草子』

ほしおさなえ先生が開かれている講座「140字小説講座(よみうりカルチャー大森)」

(絶対楽しいですね!)

の受講生の方々による作品集です。

まず何が素晴らしいのかというと、中身はもちろんのこと、印刷の質がすごい!

特に好きなのは異類草子のあのぷくっとした表紙。たまりません……。

忘れないうちに小説についても触れておきましょう。

『ねこモノがたり』は猫をテーマとした作品が集まっており、「まあるい目で」「自由気ままな」世間のイメージにとどまらない、各著者独自の「ねこ観」に触れることができました。

『異類草子』は妖怪や鬼など、異形のものにまつわる140字小説集。普段はあまり見ないような題材をとった作品が多くあり、読みながら「確かに140字小説ってもっとホラーにしてもいいかも……」と思わされるような面白さでした。

また、見本誌に載っていた篠さんの『リア充王』が本当に最高でした。(140字でこんなにニヤリとしたのは初めてかもしれません)

透 深鳴様『折々に恋などよせて』『近況-再録』

普段よりtwitterでも140字小説を投稿されている透さんの作品集です。

これまた装丁が本当に本当に可愛らしい!

テーブルの上の作品を全部買い占めたくなってしまうくらい、見た目もきゅんとする御本でした。

『近況』では『無明の星』が、『折々に恋などよせて』では『ぬいぐるみ』が特に好きです。

人の心の一番柔らかい部分に触れるような言葉の数々は、読みながらどこか懐かしい記憶を呼んでくるようでした。

kudo様 『140字小説集 book 1』

lotto140に所属していらっしゃるkudoさんの個人作品集。

私が特に気に入ったのは、『休息』というとても詩的な140字です。

この小説の隣に描かれているイラストが、また良い。

喫茶店でゆっくりと過ごす間に自分自身からするりと抜け出していく思考が、とてもユニークに表現された作品でした。

ほしおさなえ×九ポ堂様 『百四十字小説活版カード第十期特装版 猫と月と僕』

尊敬してやまないほしおさなえ先生の140字小説カード集です。

休日に一枚一枚カードを読みながら、「なんて贅沢な時間なんだ……」と、感動しきりでした。

時折紙と紙の間から顔を出す猫のシルエットの、なんとまあ趣深いこと。

はっと目が開くような発想と、流れるような美しい文体、そして140字の最後の文字ですとん、と落ちるまとまりの良さ。

小さな美しいカード1枚一枚が大切な宝物です。

終わりに

ひとことコメントとは言いながらも二言三言ばかり書いてしまいました。

次回はいよいよ詩と小説のレビュー。

ひとことで収まるかだいぶ不安ですが、少しでも皆様に伝わるようにかけたらと思います。

 

最後に……

私の所属するサークル、『無間書房』も通販で小説集を出していますので、最近刺激が足りてないかも、なんて方がいらっしゃいましたら、とてもオススメです!(宣伝)

 

ではでは、レビュー後半をお待ちください〜!